お知らせ&更新情報

2018年5月授業報告(3年生~上級コース)

ハーネマン像

5月19日(土)20日(日)

今月は「近況報告」「先月のレメディの復習(Elaps.Ph-ac.)」「ケース学習」「今月のレメディ学習(Hep.Mag-c.)」「クラシカルホメオパス:エルマー先生の特別授業」

 
「近況報告(身近な人のケース相談)」

毎月恒例の生徒さんからの近況報告では、先月取り上げた「身近な人のケース相談」の結果報告がありました。
花粉症の時期以来、洟水が沢山出てお困りの高齢の男性のケースでした。授業で皆で検討して、ある一つのレメディを提案したところ、一時的に洟水がより沢山出てから良くなられたようです。
特に驚かれたのが、レメディを口にした数日後、脇に激痛が出てきたことでした。でもその激痛は、1日のみで消えたとのことでした。

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2018年5月授業報告(4年生~プロフェッショナルコース)

周期表

5月12日(土)13日(日)

今月は、「先月のレメディの復習」「ホメオパシー方法論(原因論的処方)」「今月のレメディ学習(Cic.Bufo.)」「ケース学習」「周期律について(第3シリーズ)」

 

「ケース学習」「周期律について(第3シリーズ)」

「ケース学習」と「周期律」の講義を連動するように進めてみました。

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2018年4月授業報告(1年生~初級コース)

菜の花小

4月28日(土)29日(日)

いよいよ、新たに専門(初級)コースが始まりました。
京都・奈良・滋賀・岡山・名古屋・東京から、ユニークなメンバーが揃いました。積極的に発言される方が多く、楽しいクラスになりそうです。

今月は、「オリエンテーション」「ホメオパスの役割とは?」「健康・病気・症状について」 「今月のレメディ学習(Acon.Bell./Arn.Calen.)」「オルガノン学習(§4~6)」を学びました。

 

「ホメオパスの役割とは?」

CHKの授業では、ホメオパシーの創始者ハーネマンが著した『オルガノン』を授業の中心に据えて、出来る限り基本に忠実に学びを深めて行きます。

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2018年4月授業報告(2年生~中級コース)

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4月21日(土)22日(日)

今月は、「2月のレメディの復習」「オルガノン学習(§43-70の復習)」「今月のレメディ学習(Stram.Hyos.Plat.)」「レパートリー練習」を学びました。

(画像は、Stram.)

 
「今月のレメディ学習(Stram.Hyos.Plat.)」

今月学んだレメディは、ナス科の2つのレメディ(Stram.Hyos.)と貴金属レメディ代表の白金(Plat.)です。いずれのレメディも特色がハッキリしているので、画像紹介や原物質のエネルギーを感じ取ってもらいながら、授業を進めました。

ナス科のレメディは、1年次に学んだBell.と合わせて、3つになりました。

この3つのナス科のレメディは、脳・神経に関する症状が多いなど共通項も多いです。
古くから、欧州などでは、妄想や譫妄が起きやすく、暴力的症状や癲癇症状の人に活用されて来ました。3つともその原物質に含まれる成分はかなり似通っていて、見分けにくい点もありますが、Delusion(妄想=思い込み=その人の世界観)で鑑別することもあります。

 
ホメオパシーの世界では
「Disease is Delusion.Cure is Awarness.(病とは妄想であり治癒とは気づきである)」
という言葉があります。

似たようなナス科の3つのレメディですが、それぞれ微妙に異なる妄想の中で生きています。

Bell.は、まるで、自分が絞首台の前にいる(差し迫った恐怖)妄想。
MIND; DELUSIONS, imaginations; gallows, of, with fear

Stram.は、荒野に一人ぼっちでいる(恐ろしいほどの孤独と恐怖)妄想。
MIND; DELUSIONS, imaginations; alone; wilderness, in a

Hyos.は、自分の妻(夫)が不実である(疑いと嫉妬)妄想。
MIND; DELUSIONS, imaginations; wife; faithless, is

 
妄想という角度から病やレメディを学ぶことで、人への観方が深まって行きます。