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2016年4月授業報告(2年生~中級コース)

4月9日(土)10日(日)

 

今月の授業は「2月のレメディ復習」「オルガノン学習」「レメディ学習」「古典的ケース学習」をしました。

「レメディ学習」

今月は、Apis.Aur.を学びました。 「Apis.」はミツバチ(働き蜂)から調整されるレメディです。 原材料の特徴どおり、虫刺されなど急性時によく利用されて来ました。 「赤く・腫れて・熱い」症状にマッチします。皮膚だけに限らず、喉や内臓の腫れにも適用されます。特に身体の右側に症状が出やすいという特徴が見られます。例えば右卵巣が腫れやすい女性などです。このレメディは、急性だけではなく体質的な利用もされます。ワーカホリックでいつも忙しく、世話好きですが、そそっかしいところがあります。 顔や身体のどこかがが浮腫みやすく、やや攻撃的な性格も持っているかも知れません。 嫉妬心が強い方に適することが多いでしょう。

「Aur.」は金から調整されるレメディです。金の画像を見てもらい、色んなイメージを描いてもらいました。その光輝く華やかさとは異なり、レメディ像は、暗く沈んだ憂鬱なタイプ(悪い状態の時)の方にマッチします。古くから自殺に関係するレメディとして多くの人の命を救って来たレメディです。Aur.タイプの人は、非常に責任感が強いため必要以上に責任を感じてしまうことがあり、思いあまって自らの命を絶つことがあります。大抵は高いところから飛び降りて亡くなるという特徴があります。最も高貴なものゆえの宿命でしょうか。 生徒さんの知人にこのAur.タイプと思われる方がおられたようです。その方は、とてもプライドが高い方で、ある日、自ら命を絶たれてしまったとのことでした。