お知らせ&更新情報

クラシカルホメオパシー京都(CHK)談話室を開設しました

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2019年の年が開けてから、CHKの生徒たちの談話室が出来ました。(時々、講師も参加します)

学年・年齢・場所を越えて、気楽で自由な談話を楽しんでいます。興味のある方はご覧下さい。

ameblo.jp/chk-student/

2019年2月授業報告(2年次~中級コース)

2月23日(土)24日(日)

今月は「先月のレメディの復習(Cic. Cupr. Cimic.)」「オルガノン学習(§154~164)」「ケース学習」「レメディ学習(Elaps.Nat-c.Cycl.)」「修了式」という内容でした。(画像は、Elaps.サンゴヘビ)
「レメディ学習(Elaps.Nat-c.Cycl.)」

Elaps.は、ブラジルサンゴヘビから調整される動物レメディです。
授業では、皆さんが事前に調べて来られた情報を発表して頂いた上で、これまで学んだ蛇のレメディの比較からはじめました。
Elaps.は、大蛇のLach.などと同じように蛇類から調整されるレメディです。ミミズのように超小型の蛇ですが、他の蛇に劣らない強い毒を持っています。赤黄黒色の派手な横縞模様をしていて、カラフルで、ちょっとお洒落な印象があります。
他の蛇類のレメディ同様、血液の問題にしばしば利用されて来ました。このレメディにマッチする人は、出血色が黒いのが特徴で、冷えに対して敏感です。特に冷たいものを飲んだりすると胸や胃にひどい冷えを感じ、引き続き全身が悪化してしまいます。落下することへの恐怖心が特徴的です。また人付き合いは苦手で、田舎に引きこもりたくなるようなタイプです。食べ物では、サラダを好みます。右側優勢レメディです。(Lach.は左側優勢レメディ)
ある生徒さんの知り合いの方が、このレメディにピッタリなようで、その方のプロフィールをシェアしてもらいました。

 
Nat-c.は、炭酸ナトリウムから調整される鉱物レメディです。
皆さんからは、事前に調べてもらった炭酸ナトリウムの情報を発表してもらいました。
Nat-c.は、原材料情報からもマテリアメディを読んでも、そのレメディ像を理解することが難しいので、周期律表を材料にして、そこからレメディ像を理解してもらいました。
Nat-c.の方は、一般に音楽(音)に対して敏感です。特にピアノの音からの影響を受けやすく、それによって気分が悪くなったり、逆に良くなったりします。全般に敏感さが特徴で、音、日光や熱(熱中症の際、よく利用されます)に大きく影響されます。化学物質過敏症の方にもしばしば適用例があります。
身体面では消化器系が弱く、牛乳が苦手です。足首が弱い著名なレメディで、捻挫しやすいのも特徴です。精神面では、特定の人間が苦手になりやすく、例えば、内心、夫や家族がとても苦手で、人知れず我慢しているかも知れません。でも同時に、彼らに強く依存もしているので離れてしまうことは少ないでしょう。

 
Cycl.は、サクラソウ科シクラメン属の球根性多年草から調整されるレメディです。
皆さんからの現物質情報をお聞きしてから、マテリアメディカ等を読んで行きました。
特に、Cycl.だけにしかない症状(Single Rubrics)の一覧を順に読んで行き、このレメディ固有の質感を伝えました。
このレメディは、Cyclamenの語源の「旋回」と関係した諸症状が特徴です。
身体面では、めまい発作。精神面では、自責の念・自己非難の気持ちになりやすい。
身体面は、Puls.に似て、精神面は、Nat-m.に似ています。Puls.のように、油っこいものを食べると不調になり、喉もあまり渇きません。寒がりです。Nat-m.のように、悲嘆傾向が強く、自責の念を強く持ちます。加えて、Cycl.の特徴は、めまい症状と視野の問題が起きやすい点です。

 

「修了式」
授業の最後に、中級コースの修了式をしました。みなさん、お一人ずつに、この1年のことと今後の抱負について、お話して頂きました。想像以上に充実した1年だった方が多く、良かったと思いました。

2019年2月授業報告(3年生~上級コース)

赤珊瑚

2月16日(土)17日(日)

今月は「先月のレメディの復習」「オルガノン学習(§264~270)」「ケース学習」「今月のレメディ学習(Berb.Cor-r.Fl-ac.)」「上級コース修了式」をしました。
(画像は、Cor-r.赤珊瑚)

 
「ケース学習(病の中心をとらえる)」

ホメオパシーでは、現代医療とは異なり、「病」を車や機械の故障のようには考えず、その人の中心にある「生命力(目には見えないが)」が乱れた状態にあることと考えます。
そして、症状は、その目には見えない生命力の乱れの表現であると考えます。

ケース学習では、クライアントの「病の中心」を正確に捉えることになります。
その人に現れている症状は、もちろんのことですが、本人の病歴や家族の病歴、そして、その人固有の性格や癖、物事に対する対処法も「その人らしい症状」の一部として、受け取ります。
「その人まるごと」をみてゆく健康療法です。

今回のケース学習では、「病の中心」を捉えつつ「その人の乱れをまるごと」を表現する(統合)ことにチャレンジしてもらいました。「~~~の乱れを持っている方」という表現で、クライアントの病の中心と全体を、全員に述べて頂きました。

表現方法こそ違え、全員が統合した一文として、「病」を表現出来ました。
今後も繰り返し、統合した表現をすることに、チャレンジして行こうと考えています。

 

「上級コース修了式」

授業の最後に、お一人ずつ、この1年間で感じたこと・考えたことなどお話してもらいました。そして、新年度に向けて、抱負を語って頂きました。

みなさんのホメオパシーへの熱い思いに、逆に、私達講師陣の方が刺激を受けることになりました。

2019年2月授業報告(4年生~プロフェッショナルコース)

ハーネマン像

2月9日(土)10日(日)

今月は、4年間の最終授業になりました。

「先月のレメディの復習(Glon.Nux-m.)」「メソドロジー(トートパシーと病理法)」「今月のレメディ学習(Spig.Hydrog.)」「ケース学習」「オルガノン学習兼卒業式(修了式)~私のオルガノン」を学びました。(画像は、ホメオパシーの創始者:ハーネマン)
「オルガノン学習兼卒業式(修了式)~私のオルガノン」

CHKの卒業にあたり恒例となりましたが、生徒さん一人ずつに、オルガノン全292章の中から、ご自分が好きな1章をあげてもらい「私のオルガノン」ということで、一言ずつコメントをしてもらいました。これが、4年間最後の課題になります。

みなさん、それぞれの思いが込められていて、素晴らしかったです。

例年、皆さんの感性に驚き続けて来ましたが、今回も意外な章が好きだということがありました。

それは§201でした。

この章の前半で、ハーネマンは、症状とは「いのち」を守るために、生命力自らが作ることがあると述べています。
だからこそ、症状を悪いものと決めつけて、切除したり、抑圧したりすると、余計に、病は深まり、命を危うくすることになりかねないと示唆しています。
(参考)オルガノン§201要約
バイタルフォース(生命力)は、局所的症状を作ることで内的病気を和らげる対応をとることがある。それは本質的治癒には至らないので、内的な病は徐々に悪化するし、ますます治癒しにくくなる。

 

最後に、卒業式で、皆さん、お一人ずつにお話して頂き、4年間の全授業を終えました。

3月17日の「ホメオパシー春の会」では、お一人ずつから4年間の成果を在校生たちにシェアしてもらいます。
いつものことながら、卒業生の旅立ちは、さびしくもあり、うれしいものです。

2019年1月度授業報告(1年生~初級コース)

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2月2日(土)3日(日)

今月は「先月のレメディの復習(Tub.Chin.Gels.)」「ホメオパシー哲学~ヘリングの治癒の法則」「今月レメディ学習(Apis.Caust.Aur.)」「古典的ケース学習~レパートリー演習を兼ねて~」を学びました。2日(土)の夜は、講師も含めての少し遅めの新年会を楽しみました。(画像は、Apis.蜜蜂)
「古典的ケース学習~レパートリー演習を兼ねて~」

初級コースでは、急性症状への対応が出来るようになることを目標にしています。
ご家族や身近な人の健康管理のために適切なレメディを選ぶには、レパートリーが使えるようになることです。これが使えるとかなり正確にレメディが選べるようになります。
急性時でも、一人の人にいくつかの症状があり、どの症状に注目したら良いのか?を見極めることが大切です。
実際に治癒したケースとして、100年ほど前の文献データが残っており、それを教材にしてレパートリー(症状からレメディを検索する辞書)の使い方の演習とこれまで学んだレメディの復習を兼ねた授業をしました。
この演習の授業は、昨年11月にスタートして今月で3回目です。今回までに10問以上の演習が出来ました。皆さん、3回目になると次第に慣れてきて、レパートリーでの検索もスムーズになって来ました。

2019年1月授業報告(2年生~中級コース)

銅線

1月26日(土)27日(日)

今月は「先月のレメディの復習」「オルガノン学習」「今月のレメディ学習(Cimic.Cic.Cupr.)」「ケース学習」を学びました。(画像は、Cupr.銅)

 

「今月のレメディ学習(Cimic.Cic.Cupr.)」

いずれのレメディ学習も、その原材料について調べて来て頂き、授業で発表するところから始めました。

Cimic.は、著名なレメディPuls.と同じ仲間のキンポウゲ科の植物~ブラックコホシュ~から調整されるレメディです。

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2019年1月報告(3年生~上級コース)

Hell.

1月19日(土)20日(日)

今月は「先月のレメディの復習(Mag-p.Cann-i.Agar.)」「オルガノン学習(§252~263)」「今月のレメディ学習(Pall.Hell.)」「ケース学習」「周期律と元素のレメディー概観」を学びました。

今月は、特に周期律の考え方を中心に、鉱物系のレメディやケース学習をしました。(画像は、Hell.クリスマスローズ)
「周期律と元素のレメディー概観」

周期律は、人間の成長発達のレプリカであるというのが、ホメオパシーの世界のスタンダード的考え方です。これは、オランダ人ホメオパスショールテンが、数十年前に提唱して以来世界中のホメオパスから支持されている分析法です。

全部で、7つのシリーズと18のステージから構成される周期律の各元素の位置づけは、そのまま、人間の成長発達段階を表現していると捉えます。

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2019年1月授業報告(4年生~プロフェショナルコース)

ノーベル

1月5日(土)6日(日)

今月は、「先月のレメディの復習(Choc.Caps.Crot-h.)」「ホメオパシー方法論(レパートライズ/症状の類似)」「今月のレメディ学習(Glon.Nux-m.)」「ケース学習(2回目の処方について)」「古典的ケース学習(3題)」

(画像は、Glon.~ニトログリセリン/ノーベル)

 

「今月のレメディ学習(Glon.Nux-m.)」

Glon.は、ニトログリセリンから調整される鉱物レメディです。元々は、ダイナマイトの原料として有名ですが、現代医療でも狭心症の特効薬です。
ホメオパシーのGlon.は、もっと幅広い状態に活用されてきました。

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2018年12月授業報告(1年生~初級コース)

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12月22日(土)23日(日)

今月は「先月のレメディ復習(Arg-n.Carc.Thuj.)」「基本原理/シングルレメディ・ミニマムドーズ」「今月のレメディ学習(Chin.Gels.Tub.)」「古典的ケース学習(レパートリー演習)」(画像は、Gels.イエロージャスミン)
「基本原理/シングルレメディ・ミニマムドーズ」

「シングルレメディ・ミニマムドーズ」とは、ホメオパシーの基本原則です。レメディは、一度に一種類だけを、必要最低限の頻度で使うという意味です。

ホメオパシーの創始者ハーネマンは、著書『オルガノン』において、この基本原則を繰り返し述べています。

授業ではなぜ一種だけを使うのか?について、皆さんお一人ずつに述べて頂きました。

「ホメオパシーは全体像に対するものであり、その時その人の全体像は一つだから。」
「プルービングは、一つ一つのレメディで実証するものだから、2種以上同時に使うのは科学的ではなくなる。」
「もし多種同時に使って良くなったとしたら、一体何が良かったのか分からないから、次にどうして良いか分からなくなる。」など等。

その後に、オルガノンの該当単元を精読して、確認して行きました。
合わせて「一度に」とは、そのレメディが効果を持続している期間のことを意味していることも伝えました。通常レメディの持続期間は、数日~数ヶ月になり、その間に、一種類という意味です。

実践では、1ヶ月間に1~数粒だけしか使わないことも多いのです。長年、現代医療に慣れた方にとっては、あまりの少なさに戸惑われるでしょう。クラシカルホメオパシーは、世間常識とは真逆に感じるかも知れません。

もちろん、すべてのケースで、ただ一種類のレメディを最小限使っただけで良い結果が出るわけではありません。実際には、何度もセッションして、都度レメディが変わって行く場合も多くあります。ただ、都度、一種類且つ必要最小限という原則に従わないと良い方向に向かっているのかどうか、見失ってしまいます。

いかなる問題解決も同時にすべてできないものです。特に混乱した問題に対しては、一つ一つ順番に向きあうのが、最良の問題解決法です。

ただ、一刻を争うような時には、多種同時に使う事例もあります。講師からは、そういう例外的な経験もシェアしました。
(参考~オルガノン§273~275抜粋要約)

§273 二種類以上のレメディを一度に投与することは絶対にしてはならない。

§274 真の療法家は単一のレメディだけを投与すること。一つのレメディだけで十分治癒できる。二つ以上のレメディが人体にどのように作用するかは予想できない。そのようなことはプルービングとして確認されていないからである。

§275 適切なレメディとは、正しいレメディを選びと正しい投与量(ごく微量でよい)で使うことである。正しく選ばれたレメディでも、その投与量(頻度)が多すぎると不必要で余計な影響が及ぶ。正しいレメディは身体のなかで最も感受性があり、既に自然の病から攻撃を受けたところに影響を及ぼすからである。

2018年12月授業報告(2年生~中級コース)

12月15日(土)16日(日)

今月は、「先月のレメディの復習(Coloc.Ph-ac.Syph.)」「オルガノン学習)§124~140)」「今月のレメディ学習(Ambr.)」「ケース学習」「エルマー先生の特別講義」を学びました。(画像は、Ambr.マッコウクジラ)

 

「エルマー先生の特別講義」

京都で、クラシカルホメオパシーをされているドイツ人のエルマー先生にお越し頂き、特別講義をして頂きました。

ew-homeopathy.net/profile

エルマー先生は、数十年前にご自分の専門である哲学を学ぶため京都大学に留学生として来日され、その後、日本と欧州で、美術関係の企画やギャラリーの仕事を始められました。日本と欧州の間を行き来している間に、ドイツで、あるホメオパスに健康相談を受けるようになりました。
ある日、そのホメオパスから、ホメオパシーを勉強しませんかと誘われたのが、ホメオパシーの世界に入るきっかけになったようです。ドイツ本国で、ホメオパスの資格を取った後、日本で活動することを決め、まずは東京で開業し、数年前より京都を拠点に定めたとのこと。京都に移転されるタイミングで、美術やギャラリーの仕事は奥様に引き継ぎ、ご自身はホメオパシーのプラクティスに専念することにされました。

今春4月、私(荻野)は、エルマー先生と初めてお会いしました。
ホメオパスとしてだけでなく、人としてとても惹かれるものがあり、その後、クラシカルホメオパシー京都の専門コースの授業にも何度か来て頂きました。

エルマー先生が、創始者ハーネマンの精神に出来るだけ忠実なホメオパシーをされようとしている点は、私達がクラシカルホメオパシー京都の設立時に掲げた理念と全く同じです。

今回の特別講義では、生徒達との意見交換的な授業をお願いしました。その受け答えの中で、エルマー先生が、人生の選択に当たって、いつも、より困難な道を選んで来られた方だと分かりました。

生徒達からの様々な質問に対して一つ一つ丁寧に答えて頂きました。ホメオパシーに対する揺るぎない理解とご自身独自の見解を持っておられることがよく伝わって来ました。何よりも、前向きな態度での受け答えに感心しました。生徒達は、エルマー先生の態度と生き様からとても良い刺激を受けたようでした。

今後も一緒に、日本のホメオパシーを盛り上げて行きたいと思います。

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