レメディの使い方ABC

リーダム Led.

2008-10-13

こんにちは、CHK荻野千恵美です。
先月から、山口県の岩国市で、セルフケアの講座が始まりました。
4~5年前、大阪でのセルフケア講座や、セッションでご縁のあったAさん。
関西から、岩国に引っ越しをされて、そこでの仲間たちといっしょにもう一度セルフケアの勉強をしてみたいという思いがありました。
そして、彼女の友人で、カラーセラピストのSさんがお世話役をしてくださることになりました。
会場は、Sさんの、カラーセラピーなどをしているサロンです。
参加者は、子育て中のお母さんが中心なので、「母と子のセルフケア講座」ということになりました。
参加者10名と、子供たち5~6名ときいて、少し不安になりましたが、サロンは、窓が広く、床はフローリングで、のびのびした空間でした。
お母さんたちが勉強している横で、子供たちは、走り回ったりして、にぎやかに遊んでいましたが、結構平気でした。
母も子も、安心できる環境で、子供たちの日常のトラブルにホメオパシーでも対処できるよう学んでもらえる場が岩国にもできたと思うとうれしい限りです。
来月には、金沢に「出張 超初心者向け入門セミナ-」に出かけることになりました。金沢でも、ホメオパシーに興味を持って、お話を聞きたいという方が集まってくださるのです。
どんな方とお会いできるのか、今からウキウキしています。
京都から、特急雷鳥に乗って行きますが、深まりゆく秋の車窓風景も楽しみです。

では、始めましょう。

セルフケアコース3「怪我のレメディ」その5

<リーダム Led.>

原料は、ラブラドル茶。
アイルランド、スカンジナビア諸国、カナダなどの北国の湿った沼沢地に育ち、白い花を咲かせます。
このレメディも、セルフケアでは、傷のレメディとして使われます。
さび釘を踏みつけたり、動物にかまれたり、虫にさされたりしたときのように、深くて細い刺し傷によいレメディとしてよく知られています。
しかし、虫さされでも、患部が冷たいとき。そして、冷やすと楽になるようなときに適します。
破傷風の予防にも使われてきました。
目の周りの打撲で、黒ずむようなとき。
リュウマチにもよく使われたそうですが、痛みが下から上に上がってくるようなとき。
100年ほど前、アメリカで活躍した有名なホメオパシー医に、ジェームズ・タイラー・ケントという人がいます。
彼の本に、このレメディにまつわるおもしろい話があります。
体質的な治療に使った例です。
飲んだくれで、嫌われ者の男がいました。
働かず、いつも暗い顔をして、ぶらぶら暮らしていたので妻も苦労していました。
ある日、ケントがこの男の家を通りがかると、彼がバケツに足をつけているのが見えました。
彼は、足を冷やしているのでした。
この姿を見て、ケントは、彼にリーダムを与えました。
彼は、だんだん元気になり、働きにも出るようになったそうです。
マテリアメディカのリーダムのページにはMISANTHROPY(人間嫌い)とあります。
北国の冷たく、湿った土地に育つ植物を原料にするこのレメディには、肉体的な部分症状にも、この人全体の醸し出す人物像にも、そういった土地の特徴が影を落とします。
北国の風土のような、暗さと孤独への願望を持った人です。
どこか、自己破壊的な人。
同じところを、何度も怪我したりするような人もいるようです。
このレメディを勉強しているとき、あるお灸の療術士のかたが言いました。
「身体は、どんな人でも、冷えるのがよくない、暖めるのがよいのだと思ってきました。でも、冷やしたらいいなんていう人もいるんですね。(笑)」
レメディの症状というのは、本当に千差万別です。
そして、レメディの症状が、多様性に富んでいるのは、それを必要とする人間が心身ともに多様な存在であるということの証なのかもしれませんね。