今月の活動

2009年9月講義(1年生)

今月のレメディ学習は、Lach.(ラケシス) Aur.(金) Merc.(水銀)です。

ラケシスは熱帯に住む巨大な毒ヘビ。その毒は猛毒で、万一噛まれると非常に破壊的な傷を生じ、敗血症になりますが、本当に力があるものの余裕からか、滅多に人を襲いません。
Lach.(レメディ)の特徴である、嫉妬心、性的魅力、だまし、饒舌などは、ヘビのレメディに共通する特徴でもあります。
Aur.は金です。世界経済の土台を担う金のレメディは、やはり重い責任感を担い、勤勉な人に適合します。
水銀は古来、梅毒の治療に用いられてきました。Merc.は梅毒に似た破壊的なエネルギーが大きな特徴となっています。

二日目は、急性マヤズムと慢性マヤズムについてです。ホメオパシーの基本書「オルガノン」と「慢性病」を元にハーネマンのマヤズム論を詳細に解説しました。

午後からは、レパートリー(レメディの検索辞典)から適切な症状を選ぶ練習。慣れるまで時間がかかりますが、広辞苑のように分厚いレパートリーを自在に参照できることはホメオパスとして必須の技術です。