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2016年4月授業報告(3年生/上級コース)

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2016年4月授業報告(7期生・3年生/上級コース)

4月9日(土)10日(日)

上級コース最初の授業は、「2月に学んだレメディの復習」「オルガノン学習」「今月のレメディ学習」「セッション実習」そして「スーパーバイズ(上級コースからはじまるケース実習~自分でケースを取り、講師と一緒に考えて行くもの)のオリエンテーション」でした。

このうち「オルガノン学習」と「セッション実習」は生徒たちの自主的な授業でした。

4月30日に愛知県東海市で開催される「ルーセントマリア大学講座」に、7期生として参加することになりました。そこで一般の方に向けての公開講座を受け持ちますが、その打ち合わせを兼ねた内容になりました。

 

「オルガノン学習」
過半数のメンバーが、これまで学んできたオルガノン(もちろん日本語訳)から、自分の好きな一章を選んでどこに共感したのか?などを述べるものです。題して「私のオルガノン」

お互いのお気に入りの章や共感する点を発表し、互いが自分の意見を述べ合うというダイナミックな内容になりました。議論が深まる中で新たな気づきもありました。
ホメオパシーには、一人の人間をありのまま受け容れ、善悪で裁くような姿勢がみられないこと。また、物質文明が高度に発展した現代で、多くの人が行き詰まり感・閉塞感を感じていると受けとめているけれども、そこから解き放ってくれる可能性がこのオルガノンの精神から垣間見られること。等
最終的には、ホメオパシーが「普通」になる時代が来たらいいなというのが皆に一致するところでした。

 

「セッション実習」
これは、個人セッションの形を一般の皆さんに知って頂くことで、ホメオパシーに近づいてもらおうとする試みです。ある生徒さんのとても辛い急性病の経験とそれをホメオパシーで回復できた過程を出来るだけ分かりやすく伝えて行くこうとするものです。
2人の生徒が患者役とホメオパス役に分かれて、公開セッションするものです。
この7期生のクラスは、1年目から、身近な人のケースを取って来て皆で検討するという前向きなメンバーばかりです。皆さんのセッションもてとも上手です。
4月30日に、彼らの熱意は、きっと多くの方の胸を打つことになるだろうと思います。