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2016年5月 授業報告(3年生~上級コース)

organon

5月7日(土)8日(日)

今月の授業は、「4月末に愛知県東海市でのイベント(ルーセントマリア大学講座)に参加した自主反省会」「先月のレメディの復習」「2回目の処方について~オルがノンから学ぶ」「今月のレメディ学習」「古典的ケース学習」をしました。

 

「4月末に愛知県東海市でのイベント(ルーセントマリア大学講座)に参加した自主反省会」

3年生(7期生)は、4月30日に、愛知県東海市での特別イベント「ルーセントマリア大学講座」の一講座を担当させて頂きました。

「わたしのオルガノン」と「公開セッション」の2つをテーマに発表しました。(オルガノンとは、ホメオパシーの創始者S.ハーネマンが著した原典) 「わたしのオルガノン」では、個々に好きな原文のセクションを紹介したうえで、そのセクションにどう感銘を受け、どう影響されたのかについて述べるものでした。「公開セッション」では、ある生徒さんが、最近罹った急性症状の悩みをホメオパスに相談するという設定でのお芝居仕立ての内容でした。それを一般の皆さんにご覧頂き、ホメオパシーとは何か、具体的に何が出来るのかを伝えたいという試みでした。

3年生(7期生)全員で参加し、且つ好評だったという手ごたえもあり、いまだに全員が興奮冷めやらぬ様子でした。発表当日を思い出しながら一通り話した後で、この企画を通じて何を学んだのか?を全員で話し合いました。これまで2年間学んできたホメオパシーについて、一般の方に向けて表現(アウトプット)して行くことの意義を皆さん感じていました。 ある生徒さんが、これまで約2年間、同期は、一緒に同じ学習経験(インプット)のはずなのに、どうして、皆それぞれ違うアウトプットになるのだろう?!と述べると、皆一様にそうだね~不思議だね~と顔を見合わせていました。

学校としても、今後、一般に向けての発表の場を作ることを考えて行こうと思っています。

 

「2回目の処方~オルがノンから学ぶ」

3年生になり、ケース実習が始まりましたので、2回目の処方について、学びました。 これが出来ることが、プロフェッショナルへの必要条件になります。

今回は、オルガノンの該当箇所(§162~184)を精読して行きました。疑問点がいっぱい出て来ましたが、次第に理解が深まると思います。来月は、この続きとして「ケント哲学講義」を学んで行く予定です。

いずれも、100年も200年も前の古典から学ぶことになりますが、世界中のホメオパシーを実践する者にとって必要不可欠の内容です。数百年経っても、人間もホメオパシーも、その本質は変わらないものだと思います。 来月の授業では、ケーステイキングの実習も始める予定です。