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2018年4月授業報告(2年生~中級コース)

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4月21日(土)22日(日)

今月は、「2月のレメディの復習」「オルガノン学習(§43-70の復習)」「今月のレメディ学習(Stram.Hyos.Plat.)」「レパートリー練習」を学びました。

(画像は、Stram.)

 
「今月のレメディ学習(Stram.Hyos.Plat.)」

今月学んだレメディは、ナス科の2つのレメディ(Stram.Hyos.)と貴金属レメディ代表の白金(Plat.)です。いずれのレメディも特色がハッキリしているので、画像紹介や原物質のエネルギーを感じ取ってもらいながら、授業を進めました。

ナス科のレメディは、1年次に学んだBell.と合わせて、3つになりました。

この3つのナス科のレメディは、脳・神経に関する症状が多いなど共通項も多いです。
古くから、欧州などでは、妄想や譫妄が起きやすく、暴力的症状や癲癇症状の人に活用されて来ました。3つともその原物質に含まれる成分はかなり似通っていて、見分けにくい点もありますが、Delusion(妄想=思い込み=その人の世界観)で鑑別することもあります。

 
ホメオパシーの世界では
「Disease is Delusion.Cure is Awarness.(病とは妄想であり治癒とは気づきである)」
という言葉があります。

似たようなナス科の3つのレメディですが、それぞれ微妙に異なる妄想の中で生きています。

Bell.は、まるで、自分が絞首台の前にいる(差し迫った恐怖)妄想。
MIND; DELUSIONS, imaginations; gallows, of, with fear

Stram.は、荒野に一人ぼっちでいる(恐ろしいほどの孤独と恐怖)妄想。
MIND; DELUSIONS, imaginations; alone; wilderness, in a

Hyos.は、自分の妻(夫)が不実である(疑いと嫉妬)妄想。
MIND; DELUSIONS, imaginations; wife; faithless, is

 
妄想という角度から病やレメディを学ぶことで、人への観方が深まって行きます。