今月の活動

2011年2月講義(3年生)

2月11日(金)

今回は、1期生の最終講義である。CHKの3年制コース発足とともに入学された皆さんの最終講義は、講師陣にとっても感慨深いものがあり、いずれの講師も心を込めて最後の授業に臨んだ。

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2011年1月講義(1年生)

1月29日(土)荻野講師

レメディ学習も随分進んできた。
今回の講義に入る前に、とても基本的な問いかけを生徒さんにしてみた。

「レメディとは何か?」

この問いには、色んな答え方が出来ると思うが、きちんと答えようとすると、まずは、健康についてあるいは病気についてを理解できていないと無理だと分かるはずである。

つまりレメディについて述べるということは、ホメオパシー全体について述べることと同じことである。

皆さんの理解を確かめながら、オルガノンに沿ってこの一連の解説を進めた。
オルガノンの前半部分についてのまとめにもなったと思う。

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2011年1月講義(2年生)

1月29日(土)渡辺広講師

2期生にとっては、今回は解剖病理生理講義の1回目の講義になる。

導入として、まずはホメオパシー哲学から始めた。

皆さんのホメオパシーへの理解が深まっていることを
確認出来てよかったと思う。

当然ながら、みな解剖生理のことをあまり知らないので、
今回はまずは何故ホメオパスは現代医学をやらないといけないのか?
について、充分に議論した上で、講義を進めた。

今回は特に、神経系と感覚系を概観した。
病理症候学と交えて,都度解剖に触れて行く方法をとってみた。
病理症候学講義は全部で9回講義で考えている。

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2011年1月講義(3年生)

1月15日(土)

前半:荻野講師

来月2月には、いよいよ1期生の卒業を迎える。

卒業後に留意するべきことについて講義をした。今後の勉強をどのように続けて行くか?
どのように仲間とともに活動して行くか?などについて意見交換した。
3月以降は基本的には個人で活動を始めてゆくことになる。
新しい一歩を踏み出すからには楽しみも多いだろうが、同時に不安も出てくると思われる。
その不安を少しでも軽減し、前に向かって歩めるように学校としてもサポートして行きたい。

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2010年12月講義(1年生)

12月18日(土)野村講師

前半は「感受性」について。「感受性」はホメオパシーやクライアントさんを理解するに当たって、非常に重要な概念となる。病のあり方や、その人が必要とするレメディを如実に表わしていることが多いからだ。

「感受性」とは「どのような事物に過剰に反応してしまうか?」ということ。例えばどうしても苦手だと感じてしまうタイプの人や、とても好ましいタイプの人とはどのような人だろうか?

どんな人にも特定の「感受性」がある。日々生きていくなかでは無限に多様な出来事が身の周りで起きているはずだが、人は自分の「感受性」にかなったものばかりを拾い集めてしまう。最近では引き寄せるという言い方をする場合もあるだろう。

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2010年12月講義(2年生)

12月18日(土)荻野千恵美講師

講師の経験した比較的簡単なケース学習を通じて、ケースを受け止めてからシングルレメディに至るまでのプロセスについて系統的に学んだ。

オルガノン§83~の「ケーステイキング上の留意点」について再確認することろから講義を始めた。200年ほど前にハーネマンが記したこの単元は、今現在も尚世界のホメオパス達の基本姿勢として指針になっているのは驚きである。

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2010年12月講義(3年生)

12月4日(土)渡辺講師

前半は病理症候学。これで1期生の解剖生理学と病理症候学は最終講義となった。
今回の内容は、けいれん、失神時の対応、心肺蘇生法など、救急的な症状や
緊急的な対応を迫られる症状、病気についてである。

レパートリーを使って緊急的な症状を調べながら、ホメオパシー的にできることを考察したが、
もちろん緊急時は、必ず医療機関を受診しなければいけない。

後半は急性病と慢性病の関係について、ハーネマンのいう、ファンダメンタルコーズや
プライマリーコーズなどをイギリスのホメオパス、ミッシャノーランドのケースを交えて、解説した。

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2010年11月講義(1年生)

11月27日(土)荻野講師

先月受講した国際セミナーの反省をしながら、これまで学んだ鉱物レメディを学んだ。

まだ1年生なので、周期律表に関するセミナーについては難しさを感じたようだが、ホメオパシーの世界の広さや深さに感銘を覚えたようである。

これまで学んだ鉱物レメディは、まだ多くはないが、それぞれのレメディについて周期律表上の理解と国際セミナーだけでは理解が難しいマヤズム傾向からの理解という両面から学習を進めた。

マヤズムとは病の深さ及びエネルギーの傾向という基本理解に基づき、
周期律表とマヤズムの関係・マヤズムと病の関係などについて講義を進めた。
講義の中では質問も多く出て来て、生徒さん達の理解が進んでいるのを強く感じる講義になった。

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2010年11月講義(2年生)

11月27日(土)野村講師

10月に国際セミナーで元素の周期表を取り上げたが、それらを実用可能な知識として定着するために、しっかりと復習した。

レメディは、原材料の観点で大きく三つに分類することができる。鉱物、植物、動物である。
鉱物のレメディは百種類以上あるが、すべて元素の周期律表に落とし込むことが可能とされている。

周期表の周期にはそれぞれ以下のようなテーマがある。これらは人の誕生からリーダーになるまでをたどりながら螺旋を描く「栄枯盛衰」モデルとなっている。

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2010年11月講義(3年生)

11月13日(土)渡辺講師

病理症候学の講義も今回を含めて、残り2回となった。

今回は、現代人の約半数が関係するといわれている「癌」に対する現代医学的捉え方と最新の治療がどのような考え方でされているのかを学んだ。

そういう知識を学ぶと同時に、生徒さん自身の身内の多くがこの病の経験を持っておられ、各人の体験や家族としてどのように対峙してきたのか?についてのシェアをすることになった。

この体験のシェアがそれぞれにとって大きな気づきや学びにつながり、「癌」というものが、当人を越えて、周辺にいかに大きな影響を及ぼすものであるかについて理解することになったと思う。
最後に、治癒・緩和・抑圧の3つの違いについて理解を深めた。

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