今月の活動

2010年6月授業(2年生)

6月26日(土)高橋講師

鉱物レメディ3つを学ぶ。周期律表の珪素シリーズのレメディ~Nat-c. Mag-c. Alum.~をマテリアメディカから学ぶと同時に、周期律における各々の元素が持つ意味からも学んだ。

レメディ学習のまえにオルガノンのSusceptibility(感受性)に関連する章を学んだ。レメディはその人のSusceptibilityに関わらずどんな人にも人工の病を引き起こす。
しかしどんな症状が起こってくるかはその人のSusceptibilityとレメディとの関わり(共鳴)が重要ということを深めていくことができた。

これらの珪素シリーズのレメディはアイデンティティーや人間関係といったことが中心になっている。なにかつかみどころのないといったイメージ、「子ども時代~青年期」にかけての自己確立をする前の状態であるという意見がでた。そこで、周期律における各々の元素が持つ意味からも学び、あらためて珪素シリーズのレメディの理解を深めることが出来た。

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2010年6月授業(3年生)

6月12日(土)渡辺講師

例月どおり、前半は、病理症候学(皮膚症状)、後半は基本原理のおさらいの講義をした。

皮膚症状は、非常に範囲が広く、また病の状態の最終的な表現なので、ホメオパシー的対処が難しいものである。
その広い皮膚症状の概観を学び、それに合わせて、具体的な皮膚の状態をホメオパシーのレパートリーを使って確認してもらった。
どの状態に対して、どういうRubricsを選ぶべきかを知っておく必要はある。それは理解してもらえたと思う。

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2010年5月授業(1年生)

2010年5月29日(土)渡辺講師

前半は、現代医学とホメオパシーを比較しながら、ホメオパシー
について考察して行った。
ホメオパスの役割は、症状を取り去ることではなく、その人の
健康の再建をサポートするものであることを理解してもらった。
後半は、ホメオパシーで最も重要な基本原理、類似の法則に
ついて、オルガノンから学んだ。

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2010年5月授業(2年生)

5月29日(土)荻野千恵美講師

まずは、レメディとは何か?について、改めて理解を深めた。
まとめとして、オルガノン§19・20・21を再読して、基本を確認してもらった。
今月のレメディ学習は、暴力に関連する3つのレメディを学んだ。(Stram. Hyos. Lac-c.)

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2010年5月授業(3年生)

5月15日(渡辺講師)

オルガノンに沿った基本原理の復習と病理症候学を学んだ。

前半は基本原理のおさらいである。
オルガノン§155~170には、レメディ処方後ホメオパスは
如何にクライアントの変化に着目し、どう判断してゆく
べきかが記してある。各章毎に読み込みながら、個々の
生徒さんの理解を確かなものにして行った。

後半は、病理症候学で、今回は呼吸器に関してレパートリーも頻繁に使いながら学んだ。
ホメオパシーでは病名診断はしないが、レパートリー(レメディ検索辞書)には、病名からレメディ候補を探すこともあるため、生徒さんたちにとって、非常に有効な授業になったのではないかと思う。

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2010年4月講義(2年生)

4月24日(高橋講師)

レメディ学習 Verat. Lil-t. Con.

ユリ科の植物二つと、セリ科の代表レメディCon.を学んだ。
いつものように、高橋講師がふんだんな映像資料を用意し、各レメディの学習を進めた。

Con.はソクラテスの死刑の際に用いられた植物である。最期の様子は「パイドン」に詳しいが、それはそのままレメディ像に一致しているのが非常に興味深い。

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2010年4月講義(1年生)

4月24日(荻野講師)

1年生(3期生)初めての授業で、生徒さんも講師も緊張気味で始まったが、
予想以上に発言や質問も出てきて、初回から活気のある授業となった。

オルガノン§1から§3には、ホメオパスがするべきことと、理想的な治癒について書かれている。
授業では、超簡単ケース(10年前の病んだ荻野)を題材にして、卒業後のイメージを皆さんに持ってもらいながら、真の治癒とは何か、ホメオパスがなすべきことは何かを、オルガノンに沿って確認し、健康と病気と症状についての理解を深めていった。

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2010年4月講義(3年生)

4月10日(渡辺講師)

1期生は、今月から3年生です。今日からいよいよ最終学年の講義が始まり、多少緊張感もありました。

前半は病理症候学講義として、「感染症」について学びました。
感染症(インフルエンザ・麻疹・おたふく風邪など)は、ホメオパスにとって最も相談されるケースが多い症状分野です。ホメオパスは急性症状に対してより早い対応を求められることになります。
生徒さんにとっても身近に感じられることだけに、活発に質疑応答も行なわれました。

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新入生歓迎会

新入生歓迎会
今年度は約20名の新入生が入学されました。

歓迎会は、授業会場の国際交流会館にあるレストラン。先輩に囲まれて、学校の雰囲気になじむきっかけとなりました。

新緑の美しい東山連峰をみながら、各自の自己紹介と先輩との交流の場となり、とても盛り上がりました。

2010年2月講義(2年生)

2月21日(野村講師)

今月はヘビのレメディ、Lach.(復習)、Elaps.、Naja.を勉強しました。
ヘビのレメディは他にもたくさんありますが、
以下のような共通した特徴があります。

・締め付けられる感覚
・競争心、隠れる
・魅力的でなければならない
・美しい色や音楽が好き
・千里眼、透視能力
・ヘビを非常に怖がる
・月経前症候群
・水やおぼれることを恐怖する

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