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2019年2月授業報告(3年生)

赤珊瑚

2月16日(土)17日(日)

今月は「先月のレメディの復習」「オルガノン学習(§264~270)」「ケース学習」「今月のレメディ学習(Berb.Cor-r.Fl-ac.)」「上級コース修了式」をしました。
(画像は、Cor-r.赤珊瑚)

 
「ケース学習(病の中心をとらえる)」

ホメオパシーでは、現代医療とは異なり、「病」を車や機械の故障のようには考えず、その人の中心にある「生命力(目には見えないが)」が乱れた状態にあることと考えます。
そして、症状は、その目には見えない生命力の乱れの表現であると考えます。

ケース学習では、クライアントの「病の中心」を正確に捉えることになります。
その人に現れている症状は、もちろんのことですが、本人の病歴や家族の病歴、そして、その人固有の性格や癖、物事に対する対処法も「その人らしい症状」の一部として、受け取ります。
「その人まるごと」をみてゆく健康療法です。

今回のケース学習では、「病の中心」を捉えつつ「その人の乱れをまるごと」を表現する(統合)ことにチャレンジしてもらいました。「~~~の乱れを持っている方」という表現で、クライアントの病の中心と全体を、全員に述べて頂きました。

表現方法こそ違え、全員が統合した一文として、「病」を表現出来ました。
今後も繰り返し、統合した表現をすることに、チャレンジして行こうと考えています。

 

「上級コース修了式」

授業の最後に、お一人ずつ、この1年間で感じたこと・考えたことなどお話してもらいました。そして、新年度に向けて、抱負を語って頂きました。

みなさんのホメオパシーへの熱い思いに、逆に、私達講師陣の方が刺激を受けることになりました。