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2018年4月授業報告(3年生~上級コース)

Elaps.画像1

今月は、新規に編入生を迎えて、新たな気持ちでの今年度初めての授業になりました。
4月14日(土)15日(日)

今月は、いよいよ3年生から始まる「スーパーバイズ(ケース実習)オリエンテーション」「2月のレメディの復習(Nit-ac.Falco-pe.)」「今月のレメディ学習(Elaps.Ph-ac.)」「ケース学習」「生徒さんの身近な人のケース検討」を学びました。(画像は、Elaps.)


「生徒さんの身近な人のケース検討」

これまで毎月、授業の最初に皆さんから近況報告をして頂いて来たのですが、その際、ご自分や身近な方のレメディとして何を選んだら良いのか?についてのご相談が多くありました。今春3年生になるのをきっかけに、その相談内容を授業で取り上げて、皆さんと一緒に考えて行く時間にすることにしました。

今回はその第1回目の授業になりました。内容は、年配の男性の鼻炎のケースでした。

ある生徒さんが、事前に問診をしてきた内容を題材にして、皆で考えて行きました。

通常のケース学習と同じように、そのケースを受けとめて行きます。今回は、急性的なケースでしたが、その人の何が癒される点か?まで、丁寧に考えて行きました。

ホメオパシー的な観方・考え方を学ぶのが、この授業の目的です。

なにしろ初めてのことで、聞き取り情報が、少し足りなかったこともあり、完全に一つのレメディに絞り込むことまでは出来ませんでしたが、まずは、このレメディから始める提案をするところまでは、たどり着きました。

ホメオパシーの特徴は実践療法であることです。

基本さえできていたら、ある日学んだことを、即日使うことができます。これまで、2年間、基本をしっかり学んできた皆さんにとって、ホメオパシーは、ぐっと身近なものになっているはずです。こうした実践を通じて、改めて、基本の大切さにも気づいて行くものです。どのような学びも同じでしょうが、学べば学ぶほど、基本が大切だと気づかされることでしょう。

3年前に、初来日して、CHKで講義されたインドの実力派ホメオパスDr.Sarkarは、こう言われました。

「世界最先端のメソッドを習いに行く時間とお金があったら、定評のある古典を読みなさい。そこに、目の前の人を救うホメオパシーのすべてが書いてありますよ。」