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2019年2月授業報告(4年生)

ハーネマン像

2月9日(土)10日(日)

今月は、4年間の最終授業になりました。

「先月のレメディの復習(Glon.Nux-m.)」「メソドロジー(トートパシーと病理法)」「今月のレメディ学習(Spig.Hydrog.)」「ケース学習」「オルガノン学習兼卒業式(修了式)~私のオルガノン」を学びました。(画像は、ホメオパシーの創始者:ハーネマン)
「オルガノン学習兼卒業式(修了式)~私のオルガノン」

CHKの卒業にあたり恒例となりましたが、生徒さん一人ずつに、オルガノン全292章の中から、ご自分が好きな1章をあげてもらい「私のオルガノン」ということで、一言ずつコメントをしてもらいました。これが、4年間最後の課題になります。

みなさん、それぞれの思いが込められていて、素晴らしかったです。

例年、皆さんの感性に驚き続けて来ましたが、今回も意外な章が好きだということがありました。

それは§201でした。

この章の前半で、ハーネマンは、症状とは「いのち」を守るために、生命力自らが作ることがあると述べています。
だからこそ、症状を悪いものと決めつけて、切除したり、抑圧したりすると、余計に、病は深まり、命を危うくすることになりかねないと示唆しています。
(参考)オルガノン§201要約
バイタルフォース(生命力)は、局所的症状を作ることで内的病気を和らげる対応をとることがある。それは本質的治癒には至らないので、内的な病は徐々に悪化するし、ますます治癒しにくくなる。

 

最後に、卒業式で、皆さん、お一人ずつにお話して頂き、4年間の全授業を終えました。

3月17日の「ホメオパシー春の会」では、お一人ずつから4年間の成果を在校生たちにシェアしてもらいます。
いつものことながら、卒業生の旅立ちは、さびしくもあり、うれしいものです。