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2018年6月授業報告(1年生~初級コース)

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6月30日(土)7月1日(日)

今月は、「先月のレメディの復習」「オルガノン学習(§9~18)」「プルービング実習」「今月のレメディ学習(Sep.Nat-m.Ign.)」を学びました。(画像は、Sep.)
「プルービング実習(簡易)」

CHKでは、設立以来、1年生の早い時期に、プルービング実習の授業をしてきました。今年度も3回目の授業で実施することになりました。ホメオパシーは、プルービングから始まり、プルービングを土台にして出来ているからです。

授業では、ある自然界の物質を皆さんと一緒に、順次薄め、そのたびに振り叩いて行きます。およそ1億分の1くらいの濃度まで薄めたのものを、全員で、小さじ1杯分程度口に含んでもらいます。そして、しばらく自由に行動してもらい、各自の心身に起きた変化をメモしてもらいます。その後、その変化を一人ずつに発表してもらいます。

この実習から、2つのことが起きていることが確認出来ます。

1.ひとつ目は、これを飲むことで、健康度が増す人と悪化する人に別れることです。
このレメディに類似性がある人は、健康度が上がり(類似の法則が起きる)、類似性がない人は、レメディが持っている症状が一時的に出て来ます。(類似していないレメディを飲むとレメディの持っている症状が現れる)

2.二つ目は、類似していない人に起きた症状をまとめると、そのレメディのマテリアメディカと同じものになることです。

この実習を通じて、ホメオパシーのすべてが理解できると言っても過言ではありません。この実習を通じて、類似の法則が本当に起きることが分かります。そして、レメディへの理解が深まります。そして、何よりも、なぜ一度に一種類のレメディに絞り込んで使うのかも分かります。プルービングは、必ず、1種類ずつでしか行われたことがありませんから。

この実習後から、生徒さんたちのホメオパシーに取り組む姿勢が変わってきます。来月からの授業が楽しみです。