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2018年7月授業報告(4年生~プロフェッショナルコース)

Aethusa cynapium subsp. elata - Hohe Hundspetersilie (Apiaceae)

7月7日(土)8日(日)

今月は、「先月のレメディの復習(Cann-i.Nat-s.)」「ホメオパシー方法論」「古典的ケースからレメディの質感を学ぶ」「レメディ学習(Aeth.Agar.)」「ケース学習」を学びました。(画像は、Aeth.)

 
「古典的ケースからレメディの質感を学ぶ」

ホメオパシーは、波動療法(エネルギー療法)です。人間と自然界のあるものとの波動を合わせて、共鳴させて行くものです。

ホメオパシーの学校を卒業後に実践して行くと分かって来ますが、通常、全体の症状が似ているものは、一つだけではなく、いくつもありますから、この質感が分からないと、本当に必要とされているレメディを一つに絞り込むことが出来ません。

レメディの質感を身につける方法は、いくつかありますが、その一つは、先人たちが残してくれた成功事例になるべく慣れ親しむことです。

今回の授業では、過去にも学んだことがあるZinc.(亜鉛から調整されるレメディ)の古典的ケース(成功例)を10例ほど読んで行きました。ケース毎のポイントを押さえながら、Zinc.に固有の症状を確認しながら進めて行きました。そのプロセスから、Zinc.全体を貫く質感が分かって来ます。

Zinc.は、レメディの理解が難しく、多くの場合、使いこなされていないレメディだと思います。こういう場合には、多くの古典的ケースを経験することで「質感」が、自然に身に付いて来るでしょう。