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2017年10月授業報告(4年生~プロフェッショナルコース)

10月7日(土)8日(日)

今月は「8月のレメディ復習(Thuj. Kali-bi.)」「国際セミナーの復習」「オルガノン学習§221~230」「ケース学習」「レメディ学習(Cocc.Ant-t.)」を学びました。(写真は、9月半ばに開催したCHK国際セミナー(講師:ジェレミー・シェア)の様子)

 

「ケース学習」

講師が、以前経験したケースをシェアしました。
ただ、アプローチの仕方は、9月のCHK国際セミナーで、ジェレミー先生が示された方法に沿って、考えて行きました。

それは、症状(Rubrics)やレメディのことを考える前に、まずは、しっかりとクライアントの「何が癒されるべきか」について広く深く考えてみるやり方で進めました。
ケースの前分析そして分析、それらから、ケース全体から受けとめられる一貫した問題(病の中心)を見つめて行く方法です。

この方法で、進めてみると、確かに個別症状(Rubrics)やレメディへの捉われが減り、広い視野で、クライアントの全体が見渡せるように感じました。結果的に、厳選された症状(病の中心と深く関わる症状)を絞り込むことができ、自然にベストレメディに辿り着きました。

ホメオパス側の偏見(思い込み)が少ない状態で考察することは、とても大切なことですが、ホメオパスを含めてすべての人は、皆、それぞれの思い込みの世界で生きていますから、簡単ではありません。それを補うのに、とても素晴らしい方法だと分かりました。

CHKでの今後のケース学習は、この方法にしたいと思います。生徒さん達にも、今後のケース実習は、この方法で、考察を進めるようにアドバイスしました。