お知らせ&更新情報

2018年5月授業報告(3年生~上級コース)

ハーネマン像

5月19日(土)20日(日)

今月は「近況報告」「先月のレメディの復習(Elaps.Ph-ac.)」「ケース学習」「今月のレメディ学習(Hep.Mag-c.)」「クラシカルホメオパス:エルマー先生の特別授業」

 
「近況報告(身近な人のケース相談)」

毎月恒例の生徒さんからの近況報告では、先月取り上げた「身近な人のケース相談」の結果報告がありました。
花粉症の時期以来、洟水が沢山出てお困りの高齢の男性のケースでした。授業で皆で検討して、ある一つのレメディを提案したところ、一時的に洟水がより沢山出てから良くなられたようです。
特に驚かれたのが、レメディを口にした数日後、脇に激痛が出てきたことでした。でもその激痛は、1日のみで消えたとのことでした。

生徒さんからご本人に確認したら、かなり昔、その脇の部分(肋骨部分)を骨折したことがあったそうです。昔の症状が一時的に出て来て、その後に全体が良くなるという経験をされたようです。生徒さんもご本人もびっくりして、ケースは、無事に終了しました。

 
「ケース学習」

最近、講師が経験したケースをシェアして、皆で考えて行きました。掴みどころのない、やや分かり辛いケースだけに、じっくり丁寧に考えて行きました。

ケース分析の基本に従い、前分析からおよその全体像を捉え、本分析を進めて行きました。症状の全体像をつぶさに見て行くと、クライアントの心身全体を貫く傾向(パターン)のようなものが浮き彫りになってきます。それが、その人の病のパターンです。
そういうことを感じながら、最終的に、レパートライズ(特徴的症状のピックアップ)をして、レメディ候補を絞り込んで行きました。
生徒さんたちが最終的に選んだレメディは、講師が選んだものと一致しました。
皆さんが、着実に進化しているのを感じました。

 

 

「クラシカルホメオパス:エルマー先生の特別授業」

京都在住のドイツ人クラシカルホメオパスであるエルマー先生にお越し頂き、生徒さんから質疑応答して頂く形での授業をしました。
エルマー先生は、根っこから、ホメオパシーに向き合って来られた魅力的な先生です。
当初は1時間の授業予定でしたが、エルマー先生のホメオパシーに対する真摯な態度に惹き込まれ、生徒さんたちからの質問が途切れることなく、3時間に及ぶ授業になりました。
その3時間は、教室全体にとても良いエネルギーに満ちているのを感じました。CHKとして、時々、お招きして行きたいと考えています。