お知らせ&更新情報

2017年7月授業報告(2年生~中級コース)

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7月15日(土)16日(日)

 今月の授業は、ちょうど、祇園祭と重なりました。 四条教室は、室町通りにありますので、祇園祭の鉾がいくつか立ち並び、京都らしい祭の雰囲気の中での授業になりました。

(画像は船鉾)

 

今回は、授業の前に、生徒さん全員に自由に発言して頂く時間を設けました。授業での質問・疑問も出してもらい、それにお答えすることから始めました。

質問のうち、ティッシュ・ソルトとレメディ関係表について、それぞれの概略を解説した上で今月の授業に入りました。

 

今月は「先月のレメディの復習」「オルガノン学習§110~120」「今月のレメディ学習(Naja.Kali-c.Con.)」「レパートリーの使い方/実践」を学びました。

 

「レパートリーの使い方/実践」

先月の続きです。

先月は、レパートリーの歴史や現代のレパートリーの構造などの入門編(基本)を学びました。今月は、ホメオパスが実践(ケース分析)においてレパートリーをどのように活用するのかを学びました。

まだセッション実習前ですから、やや難しく感じたかも知れませんが、実践におけるレパートリーの持つ意味合いを充分理解しておくことが大切です。レパートリーは、とても役立つツールですが、レパートリーで分析した結果(レパートライズ)が、自動的にベストレメディを導くとは限りません。レパートリーは、あくまでもツール(道具)に過ぎないことを知って活用することです。

昨年度一度学んだことのある簡単なケースを材料にして、まずは、ケース全体の印象と病の中心(何が癒されるべきか)を考えて行きました。その上で、クライアントの病の中心と関わる特徴的な症状をピックアップして行きました。

ここまで出来たら、ケース分析の材料は揃います。ホメオパシーの実践ではここまでが大切です。機械的に症状をレパートリーから拾うテクニックやノウハウではなく、クライアントの病の中心(何が癒されるべきか)を明確にしないと的確なレメディ選びができません。

病の中心を見定めた後に、症状をRubrics(ホメオパシー的症状)に翻訳しながら、全体像を描いてゆくと、自然に候補レメディが浮かび上がってきます。

結局のところ、ホメオパスはクライアントまるごとに向き合うことなしに、的確な役割を果たすことができません。

ケース分析における考え方の基本を身に付けて頂くのが、今回の学習の目的でした。

2017年7月授業報告(3年生~上級コース)

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7月8日(土)9日(日)

今月は「先月のレメディの復習」「2回目の処方について」「今月のレメディ学習(Coloc.Syph.Iod.)」「古典的ケース学習」を学びました。(画像はColoc.)

 
「2回目の処方について」

2回目の処方の主な目的は、初回レメディの査定です。
2回目のセッション時には、クライアントにどのようなこと(変化)が起き得るか?という場合分けの想定を自由にしてもらうところから、始めました。
2回目の処方の大枠をとらえた後に、演習問題を順番に解いて行きました。ギリシャの世界的ホメオパスであるヴィソルカス教授のテキストを元にした演習問題(22の例題)です。今月は、例題1~8まで進めて、終了しました。続きは来月です。

当校では、セッション実習(ケーステイキング実習)は、3年生からスタートします。
その際に、この2回目の処方についての基本的な考え方と具体的方法は、すぐに必要になって来ます。

ホメオパシーの世界では、2回目の処方は、初回の処方よりずっと難しいと言われて来ましたが、初回のケースが理解できていて、2回目のセッション時の判断基準が明確になっていれば、さほど難しいものではありません。ある程度の演習と個別実習によって克服できるものです。

ヴィソルカス教授は、その著書の中で、2回目の処方についての基本原則を述べています。決して、あいまいさを許すことがありません。療法家としての誠実な対処法を守るように、繰り返して伝えています。

 
ケースを混乱させないための4つの基本原則(「ヴィソルカス教授のサイエンスオブホメオパシー」より抜粋)

1.クライアントの気分が良い時、妨害してはならない。余計な処方の提案をしないこと。
2.症状像がはっきりしていない時、別のレメディを提案してはならない。
3.古い症状が現れた時、慌てて提案してはならない。待つこと。
4.全体的な改善と共に、皮膚症状・粘膜からの分泌が見られる時、レメディを提案してはならない。

2017年7月授業報告(4年生~プロフェッショナルコース)

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7月1日(土)2日(日)

今月は「先月のレメディの復習」「生徒さんのケース実習のシェア(2回目)」「古典的ケース学習」「2回目の処方の復習」「分類としてのマヤズムについて」「ライブケースの1回目のフォローアップ(実習)」「レメディ学習(Ip.)」を学びました。

 

 

「ライブケース(5月初回セッション)の1回目のフォローアップ」

7月2日(日)の午前中に「2回目の処方(昨年履修済)」を復習した上で、5月に実施したライブケースのフォローアップ(2回目のセッション)の実習授業をしました。

今回の実習では、ホメオパス役は前回と交代し別の2人でセッションをしました。
2回目のセッションの目的は、初回に提案したレメディの査定をすることです。クライアントの症状の全体像に対して、提案したレメディが類似していたのか?を見極めて行きます。その査定に応じて、次をどうフォローして行くか?考えて行きます。

クラシカルホメオパシーの世界では、この査定のための判断基準は、すでに100年以上前から、ほぼ確立しています。それは、「オルガノン」であり、「へリングの治癒の法則」であり、「ケントの12のアクション」です。

2人のホメオパス役は、これらの基準を念頭に、一つ一つ丁寧に確認をしました。
その後、担当の野村講師が、補足的な確認をして終了しました。

ライヴケース後に、改めて、皆で時間をかけて検討しました。
クライアントは、一時的な悪化の後に心身全体に劇的に変化をしていて、5月(初回)に提案したレメディは、とても類似性が高いことが確認できました。

皆にとっても講師にとっても、とても感動的な授業になりました。

今回の査定を踏まえて、今後どうするかについての皆の結論は、「しばらくこのまま様子を見ること」になりました。
クライアントの健康度は増し、今後もまだ改善が続くと判断したからです。後は、ご本人のバイタルフォース(生命力)が自然に働いて、自力で更なる変化を遂げて行かれることでしょう。

今後も、ライブセッションの実習授業に取り組んで行きたいと考えています。
ご希望の方がおられましたら、ぜひ、お問合せ下さい。

お問合せ先:info@chk-hemeopathy.jp

2017年6月授業報告(1年生~初級コース)

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6月24日(土)25日(日)

今月は、「先月のレメディの復習」「プルービング実習」「今月のレメディ学習3つ」「オルガノン学習§19~29」を学びました。(画像は、Ign.)

 

「プルービング実習(簡易)」

プルービング実習は、毎年この時期の恒例授業として今年も実施しました。ただ、口にするだけでなく、レメディ作りから参加してもらいながら、進めました。

ある原物質を乳鉢に入れて、ゴリゴリと摩擦を加え、水に溶かして母液を作ります。
その母液を10倍に薄める毎に、100回ずつ振盪(振り叩いて)して行きます。
これを5回繰り返したもの(10万分の1の濃度)を皆さんに一口ずつ口に含んでもらいました。
そして、30分程度、皆さん各自に現れた心身の変化について自己観察しました。
毎年、必ず起きて来ることですが、見ているととても興味深いです。

メンバーの一部の人達は、全体に調子が良くなります。この物質が持つ症状の全体に似ている人たちは健康度が増します。類似の法則が起きることが分かります。

一方、別の一部の人達は、色々な症状を出します。この物質が持つ症状の全体(レメディ)に似ていない人たちは、このレメディの症状を出すことが分かります。類似の法則は働かないからです。でもここで明確になった症状群が、レメディの効力としてマテリアメディカになるのです。

このプルービング実習の体験をすることで、ホメオパシーのことは、もちろんですが、そのレメディの効力がどのようなものなのか?が腑に落ちてきます。
いくら本を読んでも、偉い誰かの話をいくら聞いても分からないことが分かります。
プルービング実習直後に、このレメディのレメディ学習をして、土曜日の授業を終了しました。

翌日の日曜日には、このレメディと深く関係するレメディを2つ(Ign. Sep.)学びました。レメディ一つ一つを深く学ぶと同時に、似た傾向のものと関連づけて学ぶことで、個々のレメディイメージをより明確に自分のものにして頂きたいと思います。

ホメオパシーの創始者ハーネマンは、生涯にわたり、自らプルービングを体験し続けました。彼が、個々のレメディの隅から隅まで熟知していたのもうなづけます。そして、プルービング体験は、彼の健康度を高めることにもなりました。200年ほど前に88歳まで生きる方は稀でしたし、亡くなる直前まで仕事をしていた人はさらに稀だったことでしょう。

2017年6月授業報告(2年生~中級コース)

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6月17日(土)18日(日)
今月は、「先月のレメディの復習」「オルガノン学習§100~110」「今月のレメディ学習」「レパートリーの使い方(入門)」を学びました。(写真は、オルガノン英語版。授業では日本語訳を使います。)

 

「オルガノン学習§100~110」

この単元では、主として2つのことを学びます。
1.急性病と慢性病の区分と流行病に対するベストレメディの見つけ方
2.プルービングの基本
の2つです。

1.流行病に対するベストレメディの見つけ方
ホメオパシーでは、よく知られた流行病(急性病)であっても、病名だけで自動的にレメディを判断することはありません。数人以上の人に共通した症状の全体をとらえます。その症状の全体にマッチしたレメディが、その地区で流行している病に対するベストレメディになります。ホメオパシーでは、このように選ばれたレメディのことをGenius Epidemicと称しています。

2.§105~は、真の療法家がすべき第2の仕事についてです。ホメオパスは、自分が使うレメディのエネルギーを充分に研究しておくことが求められます。それは、文献や憶測に基づくものではなく、プルービング(実証)に基づくものであるようにと繰り返し述べています。通常医療では、病んだ人で治験(実証)をしますが、ホメオパシーでは、健康な人で行います。
ハーネマンは、§105から続く単元で、このプルービングの重要性を述べ、ホメオパスは、出来る限り自分でもプルービングを体験することを勧めています。それが、レメディを理解する一番の近道であり、同時に、自分自身が健康になる道でもあると述べています。

 
「レパートリーの使い方(入門)」

レパートリーの具体的な使い方について学びました。当校では、2年前までは、レパートリーは、1年次から使い慣れるようにしてきましたが、この学年(9期生)からは、2年生になって初めて本格的に使うことにしました。最初の1年間は、レメディ一つ一つのことをより深く理解することに集中してほしいからです。

今回は、使い方入門ということで、レパートリーの全体構造のこと。これが始まった歴史的経緯などから始めました。そして、生徒さんが今感じている症状を材料にして具体的に使って行きました。今後も毎月、基本を大切にしながら、出来るだけ具体的にご紹介して行きます。
ホメオパシーの専門家を目指す際には、レパートリーが使えるようになるかが、とても重要です。ただ、これをモノにするには、日常的に何度もページを開き、慣れてゆくしかありません。

2017年6月授業報告(3年生~上級コース)

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6月12日(土)13日(日)

今月は、「先月のレメディ復習」「オルガノン学習」「ホメオパシー基本原理」「今月のレメディ学習」「古典的ケース学習」を学びました。また、ケース実習も始まりましたので、講義の中で、ポーテンシー(レメディの深さ・強さ)とドーズ(レメディを摂る頻度)にも触れました。

 

「今月のレメディ学習(3つ)」

今月は、Psor.Kali-c.Coff.を学びました。

 
Psor.は、Nosodes(ノソーズ)に分類されるレメディです。Nosodesとは人間の病巣部から調整されるレメディで、とても人間くさいレメディです。
特に、Psor.は、人類の歴史と同じほど古い病~皮膚症状~と関係の深いレメディです。
身体面では、顔色が悪く、皮膚は汚い状態で、悪臭のある分泌物がでているような症状が特徴的です。絶えず続くような空腹感があり、寒さで全体が悪化します。
精神面では、悲観的で、望みが持てず、行き詰まっています。貧困や失敗をとても恐れ、自分には何もかもが足りないという感覚が強くあります。
全体的に、生命力・回復力が非常に弱っている方に適しています。
ある意味、これは人間の原初的な状態でもあり、多くの人の奥底にこの要素が潜んでいます。

 
Kali-c.は、地味で、理解しにくい鉱物レメディです。
カリウムという元素は人体の必須元素ですが、ベーシックで現実的で地味なものです。その存在のあり方が、このレメディイメージと重なります。
インドの著名なホメオパスであるサンカランは、こう述べています。
Kali-c.の中心テーマは、家族や仲間の援助を得られない人にみられる恐怖・反応である。独りでいるときに生じる恐怖感から強く仲間を求める。特にKali-c.の女性は、ひとりになると凄まじい恐怖や不安が生じる。一人にならないために仲間や家族の一員であることに意を使う。しかし家族や仲間に強く依存するにも関わらず、依存する人に対してひどい扱いをしてしまい、時にけんか腰にもなる。(ソウル オブ レメディーズより)
最後に、周期律表から、カリウムについての理解を深めました。

 
Coff.は、コーヒー豆から調整されるレメディです。
授業の最初に、皆さんに一口ずつ飲んで頂き、そのエネルギーを味わってもらいました。
このレメディは、欧州では、昔から不眠症状に苦しむ人に活用されて来ました。例えば運動会など行事の前日の夜に興奮して飲むれないような場合に適しています。
行事ばかりではなく広く神経の過度な興奮症状に対して有効です。痛み・接触・雑音・においに耐えがたくなったりします。異常に活発な精神と肉体に対して使われてきました。

2017年6月授業報告(4年生~プロフェッショナルコース)

6月3日(土)4日(日)

今月は、これまで続けて来た「先月のレメディの復習」「オルガノン学習§204~209」「古典的ケース学習(2件)」に加えて、「先月実施したライブケースの症状(Rubrics)の選び方について」「生徒さんの実習ケースのシェア」を学びました。(写真は、レメディの検索辞書レパートリーを使った症状分析)

 

「生徒さんの実習ケースのシェア」

先月、生徒たちからの提案で、自分たちが経験した実習ケースをお互いに共有する授業をしたいという要望が出ました。それで、今月から、毎月一人ずつ、実習内容をシェアする授業を始めることにしました。

初回の今回は、Mさんによる、ある女学生のケースをシェアしました。

このケースでは、最終的には、ある動物レメディが選ばれましたが、最初は、鉱物レメディを候補として考えていました。指導講師とのやり取りの中で、自分の偏見や目のつけどころの間違いに気づき、やがて、ベストレメディにまでたどり着いた素晴らしいケース実習経験でした。

一体、自分は、ケースをどのようにとらえ間違えたのか?
講師は、どのような質問をしてきたのか?それに対して自分はどう受けとめたのか?
もし、皆が講師からそう質問されたらどう考えるか?

・・・など、実際に自分が迷い、考えて行ったことについて、同期の皆を巻き込みながら、進めて行く臨場感のある授業になりました。

自分の失敗をオープンにしながら、そこから自分が気づいたことをハッキリさせて、それをさらにシェアして行く・・・7期生らしい積極的で中身の濃い授業になりました。

 

講師としては、全員が一緒に肩を組んで前に進んで行くような印象を持ちました。

来春の卒業まで、今後も毎月続けて行く予定です。

2017年5月授業報告(1年生~初級コース)

5月27日(土)・28日(日)

今月から、新しい仲間が加わりました。そして、遠隔地の生徒さんお2人がスカイプでの授業参加になりました。

今月は、「先月のレメディの復習」「オルガノン学習§13~18」「基本原理~類似の法則・へリングの法則」「今月のレメディ学習」「古典的ケースからのレメディ学習」と盛りだくさんでした。(画像は、Nux-v.の種子)

 

 
「基本原理~類似の法則・ヘリングの治癒の法則」

◎類似の法則
類似の法則とは、ホメオパシーの父ハーネマンが発見した自然法則のことです。
先月も類似の法則については、他の療法と比較しながら講義をしましたが、今月は、まずは、法則とは何なのか?という問いかけから始めました。

次に「似たものが似たものを癒す」という類似の法則は、非常に古く(2000年以上前)から知られているにも関わらず、一般の方には非常に理解しづらいものです。では、なぜ一般の人には理解しにくいのだろうか?と問いかけてみました。

類似の法則は、理論や理屈ではありません。この世(自然や人体)に起きていることをつぶさに観察した結果、分かって来る確かな秩序(自然法則)です。

そのうえで、ハーネマンが類似の法則を発見した経緯(発端)を伝えました。当時の彼がいかに偏見が少ない実証的な人物であるかが、理解できたと思います。
最後に、この世に類似の法則が起きていると思われる実例を皆さんにも挙げて頂き、講義を終えました。

◎ヘリングの治癒の法則
この法則は、ハーネマンの弟子にあたるコンスタンチン・へリング(アメリカのホメオパシーの父と称された)が発見した人間が健康状態に向かう際に起きて来る兆候や症状(表現)のことです。それは、病気の進行方向とは、逆に起きて来ます。この法則は、ホメオパシーに限らず、いかなる療法でも、あるいは自然軽快する際にも観察されること(法則)です。
これを理解する際に、大切な前提があります。それは、人が健康を取り戻す時というのは、まず、中心(生命力)から始まり、次第に外部に向かって進むということです。
この理解が大切です。これが理解できないと、健康を回復する際、良い方向に向かっているのか?あるいは違うのかが、正確に判断できません。
へリングの治癒の法則は、200年近く前から、レメディの適・不適の査定に活用されて来た重要な法則です。

 

「今月のレメディ学習4つ」

Nux-v.はマチン科の植物ポイズン・ナット・ツリーの種子から調整されるレメディです。授業では、もし、自分が種子として生まれ、ジャングルに落ちたら、どんな気分でしょうか?という問いから始めました。
欧州などでは、古くから、食べ過ぎ・飲みすぎ・二日酔いといった消化器のトラブルによく利用されて来ました。
精神面では、独立心が強く目標達成型の野心家タイプに適しています。たいていの場合、緊張感があり、イライラしがちで、競争心が強く、なんでも効率的に進めようとします。感覚は過敏で、潔癖な傾向が強く、テキパキと仕事ができる人にマッチします。全体に、駆り立てられるようなエネルギーを感じることでしょう。

 
Ars.は、非常に古くからある著名なレメディです。特に、嘔吐・下痢が同時に起きるような症状に適しています。欧州などでは、消化器のトラブルを中心に、アレルギー的症状にも重宝されて来ました。
授業では、もし自分がお金持ちの老人だったらどんな気持ちでしょうか?という問いかけをしました。
精神面では、多くの不安と恐怖(死・病気・強盗・貧乏・一人)を持ちやすいタイプで、特に自分が持っているものを奪われてしまうのでは?という不安・恐怖に取りつかれやすいのです。その表現としての潔癖症と落ち着きのなさが特徴的です。身体面は、焼けるような痛み・喉の渇き・下痢と嘔吐・突然の衰弱などが特徴的です。

 

Rhus-t.は、ウルシ科のポイズン・アイビーから調整される植物レメディです。
授業では、漆かぶれと漆器の画像を見てもらい、それから立ち上がるイメージを出してもらいました。
堪えがたい痒み症状と固まって行くという2つの特徴が際立ったレメディです。
セルフケア的には、捻挫・筋違いの際、最初に考えるレメディのひとつで、関節、靱帯と皮膚に関係が深いのが特徴です。
関節痛は引き裂かれるような、縫われるような、打撲のような痛みがあります。関節にはこわばった感覚があり、動作で好転します(ただし動き始めは痛い)。湿疹はウルシかぶれのように非常に痒いのが特徴的です。
精神面は、非常に落ち着きがなく、不安感が強く、特に家の中で悪化します。

 
Bry.は、砂漠に生育するウリ科のワイルドホップの根から調整されるレメディです。
授業では「かわく」と心身全体はどうなるのか?をイメージしてもらいました。
このレメディの中心テーマは乾燥です。漿膜や粘膜の乾燥により炎症を生じ、わずかな動きにも激しい痛みを起こしやすくなります。かわく傾向は内面も同じで、精神的にも潤いがなく、貧困を恐れがちで、いつも仕事の話ばかりするという特徴があります。

Rhus-t.もBry.もモダリティー(体質的な傾向)がハッキリしたレメディの代表ですので、レメディ学習と同時にモダリティーというホメオパシー特有の考え方を解説しました。Rhus-t.は、動くと心身全体が好転し、Bry.は動くと心身全体が悪化します。

2017年5月授業報告(2年生~中級コース)

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5月20日(土)21日(日)

今月は、「先月のレメディの復習」「オルガノン学習§83~99」「今月のレメディ学習」「古典的ケース学習」を学びました。(画像はAnac.)

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2017年5月授業報告(3年生~上級コース)

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5月13日(土)14日(日)

今月は、「先月のレメディの復習」「マヤズムについて」「今月のレメディ学習3つ」「古典的ケース学習」を学びました。(画像はシクラメン原種)

 

「今月のレメディ学習」

今月は、Ph-ac. Cycl. Nit-ac.の3つのレメディ(2つの酸のレメディと1つの植物レメディ)を学びました。

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