今月の活動

2014年6月授業(2年生)

7月12日(土)

荻野千恵美講師

今月のオルガノン学習は、§75~78です。
この単元で、ハーネマンは医原病の問題に触れています。200年前も、医原病は多くの人を苦しめていたようです。本題の慢性病に移る前に、疑似慢性病(生活習慣から来る不調~無知によるもの)との違いについて解説しています。

そして、慢性病の「事の重大さ」を簡潔に述べています。
ハーネマンは慢性病について、12年間研究に研究を重ねたうえでこう表現しています。
「心身両面から最高の養生をしても悪化は進行し、死ぬまで人を苦しめる。本当の慢性病は人類を苦しめる最大無限の拷問のようである。」

病をこのように厳しく根深いものとしてとらえた人物が彼以外にいたでしょうか?

でも、彼はこの難題に果敢に向き合い、12年間の研究の成果として、問題の所在とその具体的な解決法まで明示しています。(12年間の成果は代表作『慢性病論』として著しています。)


今月のレメディ学習は、Bry. Elaps. Iod.です。
Bry.は、心身両面においてとても渇くという特徴的症状がある人にマッチします。
Elaps.は、とてもカラフルでお洒落な柄の小型ヘビのレメディです。
Iod.は、甲状腺と関係の深いレメディです。

荻野講師

先月に引き続き、レパートリー演習をしました。

この6期のメンバーは、皆、この演習がお気に入りのようです。
レパートリーという症状からレメディ検索する辞書に親しみながら、これまで学んだレメディの復習や症状の理解を深めて行きました。
生徒さんから、多くの質問が次々に出て来て、とても良い復習になりました。

7月13日(日)野村講師

ホメオパシーの古い文献から抜粋したケースを学習しました。

基本的なものでしたが、皆さんには簡単すぎたせいか、深読みし過ぎてしまったようです。ケースに臨む際は、賢く頭で考えすぎず、「Simple & Stupid」が基本であることを理解してもらうチャンスになりました。

この「Simple & Stupid」の姿勢は、誰にとっても難しいことです。
講師としては今のうちに、できるだけ多くの失敗をして頂くことを願っています。それが学校で学ぶ最大の意義ですから。