今月の活動

2011年6月講義(1・2年生)

6月18日(土)野村講師

「プルービング」について、1・2年合同授業をした。

例年、あるレメディ(あるいは原物質)を実際に摂って、生徒さん自ら、プールービング(簡便的に)を体験してもらって来たが、今回初めて、2学年合同でこの学習を試みた。

目的は2つあった。

一つは、プルービングはより多くのメンバーでした方が、良い情報が得られると考えられること。
もう一つは、在学中の3年間のうちに、2回は経験しておいた方が、ホメオパシーへの理解がより深くなると考えられること。

そして、私たち講師陣も、毎年プルービングの体験授業を重ねる毎に、ホメオパシー全体への理解が深まってゆくことを実感している。

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2011年5月講義(3年生)

5月14日(土)渡辺講師

ホメオパシー原理の講義として予防接種について、そして解剖・生理・病理症候学として婦人科についての講義をした。

予防接種の問題は、生徒さんにとっても関心の高い課題の一つであり、活発な発言や質問があった。

そして、卒業後に、クライアントさんから、一番質問を受ける分野でもあり、ここでしっかり学んで頂き、生徒さん個々人の考え方を確かなものにして頂きたいと考え、講義を進めた。

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2011年4月講義(1年生)

4月23日(土)荻野講師

今日は、新入生(4期生)にとって3年間の始まりの授業である。

それにしても、4期生は、個性派揃いである。そして若い方が多く元気である。それぞれにキャラクターは全く違うけれども、皆オープンマインドで、教室全体が熱く明るく盛り上がって行くかのように感じた。

良い方達が、新しく仲間に加わり、本当にうれしい。

講義の前半は、ホメオパスの役割についてである。具体的なケースを元にして、卒業後にどう考え、行動しているのかをイメージして頂きながら、真のホメオパスが果たす役割について、一緒に考えながら進めた。オルガノン§3をそのまとめとして、皆さんの目標を明確化して終えた。

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2011年4月講義(2年生)

4月23日(土)野村講師

2月末の授業で行ったライブセッションについて、レメディ処方後にどのような展開をしたかを報告し、それをもとに以下のことを学習した。

1)へリングの治癒の法則
2)急性病と慢性病
3)周期表(全ての鉱物レメディ)
4)分類としての5大マヤズム
6)ポーテンシーの決め方と再投与のタイミング

使用したレメディは1種類で、2ヶ月で2回(2粒)の投与のみである。最初にレメディをとった翌日から呼吸症状が一時的に出現。その後皮膚症状が出現した。

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2011年4月講義(3年生)

今年度はじめての講義は、2日間とも会場近辺
(京都:蹴上~南禅寺)の桜が満開となった。

教室への行き帰りやお昼休み等には、近くを散策して、
勉強の疲れを癒すこともでき、素晴らしい週末になった。

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2011年2月 2年生講義

2月26日(土)荻野千恵美講師

レメディ学習の前に、いつものようにオルガノンを確認した。今回は2学年の締めくくりということもあり、原点に返って頂くことを願って、§3を再読し、
・人の何が癒されるべきか?
・レメディの治癒力について。
・レメディの投与法
・治癒をさまたげているものを、どうして取り除くか?
など、ホメオパスの役割について再確認した。同時にこの中のレメディの治癒力について、ハーネマンが厳しく述べている点についておさらいをした。オルガノン§118~120の項目である。

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2011年2月講義(1年生)

2月26日(土)野村講師

1年間の総まとめとして、ライブケースを通じて、Case Takingの講義をした。

まずは、オルガノンの§3を元にオルガノンの全体像についておさらいをした。その上で、Case Takingの項目(§83~99)について、講義を進めた。

オルガノンには、事細かにCase Takinngの方法が述べられている。ハーネマンの病に対する妥協を許さない姿勢とその具体性には、何度講義しても驚かされる。生徒さんたちも同じ気持ちだろう。

昨年に引き続き、ライブケースは、お子さんに来て頂いた。小学校の低学年にも関わらず、人前でものおじせず、話して頂き、本当に良いライブセッションが出来た。ケースを受け止めてから、たった一つのレメディに辿り着くまでの一連の流れを体験してもらえたと思う。この講義の目的は、充分に達成できたと思う。ご協力いただいたお子さんに感謝したい。

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2011年2月講義(3年生)

2月13日(日)

前半:渡辺講師

講師が学校卒業後に感じた一番大切だと思ったことを伝え、そしてホメオパスになって初めて取ったケースについてシェアした。

戸惑いながら出した初めてのレメディ。
スーパーバイザーの指導を受けて出した2度目のレメディ。
そしてクライアントさんに大きな変化をもたらした3度目のレメディ。

それぞれのプロセスの過程で、ホメオパスはどう悩みどう決断して次第に自信を持って行ったのか、について、その体験を丁寧に伝えることに努めた。

これで、3年制のすべての授業の幕を閉じた。

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2011年2月講義(3年生)

2月12日(土)

前半:野村講師

1期生のみなさんは今週で卒業し、本格的な活動のスタートに立たれる。今回は最後の授業なので、難解なマヤズム論についてもう復習した。

病は大きく急性病と慢性病に分けられる。慢性病は人類の歴史の中で徐々に悪化して複雑化してきているとハーネマンは言う。一方急性病は、両者の特徴から慢性病の正反対に位置する存在だと考えることができる。(オルガノン§72)。

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2011年2月講義(3年生)

2月11日(金)

今回は、1期生の最終講義である。CHKの3年制コース発足とともに入学された皆さんの最終講義は、講師陣にとっても感慨深いものがあり、いずれの講師も心を込めて最後の授業に臨んだ。

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